賃貸オフィスには、入退室管理システムを導入している物件もあります。このような賃貸オフィスでは、セキュリティー設備として各部屋にICカードリーダー式、または生体認証式のオートロック扉を採用している事がほとんどです。ICカードは所有者を、生体認証であれば個人を特定する事が可能ですので、いつ・誰が・どの部屋にいたかを管理する事ができます。賃貸オフィス物件によっては、入退室ではなく、入室のみを管理している場合もあります。管理しているのが入室だけであったとしても、いつ・誰が・どの部屋の鍵を開けたのかを知る事ができます。このようなシステムは社外の人間による盗難などの被害を防ぐだけでなく、社内の従業員による盗難や不正行為を防ぐ事にも役立ちます。「従業員を疑う必要はない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この場合は「疑う」のではなく、「万が一の事態から会社を守る為に必要な事」と考えてみて下さい。ただし、通常では入退室に関するデータは、物件の管理者や、管理者が依頼した警備会社にて管理されています。その為、賃貸オフィスの入居者(借り手)が好きなように閲覧する事ができない場合があります。検討している賃貸オフィス物件に、ICカードリーダー式や生体認証式のセキュリティ設備が備わっているのであれば、入退室管理も行っているのか・万が一の事態にはそのデータを閲覧する事が可能か、などを確認しておく事をおすすめします。